境界工事は何のためにやるの?




みなさんのお家の周りには必ず境界杭やプレートがあると思います。

お隣さんとの土地の境は何で工事されていますか?

ほとんどの場合がブロックで施工していることが多いかと思います。

そもそも境界工事はどうしてやるのか?

境界工事はお隣さんとトラブルを起こさないためにも重要な工事となります。

今回は境界工事についてお話させていただきます。




境界線を越えてしまったり、超えられるとお互いに気になりますよね。

そこで境界工事は敷地と敷地の境をはっきりさせるために施工します。



境界工事のパターンとして

①隣の家の方と半分ずつ費用出して合って境界の真ん中にブロックを施工する

②自分の土地に対してブロックを施工する

この2つが主になってくるかと思います。




最近多くなってきているのは、②の境界に対して自分の土地側にブロックを施工する方法です。


メリットとしては、

自分の土地のため自由に設計することができます。

自由に設計することができるため、簡易的にブロックと安価なフェンスを施工することも可能です。

またある程度目隠しができる高さまでブロックとフェンスを施工することもできます。

ブロックやフェンスもスタイルに合わせて自由に選ぶことができるのもメリットの一つです。




デメリットとしては、

境界工事にかかった費用は全てお支払いとなるため費用がかかります。

自分の土地にブロックをするため、ブロックの分だけ土地が狭くなります。

また隣との境に工事をするため、お隣の方の土地にも入り少し隣地側も掘らせていただきます。

そのため隣の方との協議が必要となるため、ご理解をいただかなければ工事ができません。





最近は少なくなってきましたが、隣の家の方と半分ずつ費用を出し合って、境界の真ん中にブロックを施工する場合もあります。


こちらのメリットとしては、

隣の方と半分ずつ費用を出して施工することもあるため、費用を抑えることができます。

またお互いの土地をまたいで施工するため、自分の土地側に施工するよりも土地を広く確保することができます。

両方の土地を施工するため、お互いの土地を工事で出入りしても納得していただけます。



デメリットとしては、

お互いの合意がなければ工事ができません。

また共有の持ち物になります。

共有の持ち物ということは破損による修繕費なども折半になる場合があります。


最近は折半での工事は減ってきています。

後々の近隣トラブルを避けるため、片側での費用で施工することが増えてきています。

費用を出した世代の方々は理解していますが、下の代になった際に折半で工事をしたことが分からなくなってしまいます。

取壊す際も勝手にできなくなります。

今は自由に設計をして目隠しをしたいというお客様は非常に増えています。




弊社で境界工事を施工させていただく際には近隣トラブルを避けるため、施工時境界線より15㎜~20㎜程度内側から施工させていただいております。

境界線ぴったりに施工してしまうと、見た目的に中に入り込んでいるように見えるということも聞きます。

敷地内に入っている、入っていないといったトラブルを避けるためには数cmですが大切な幅になりますので、施工する際にはお客様にご理解をいただいております。




弊社では境界工事はもちろん、外構工事、造成工事なども行っております。

それ以外にも基礎工事や公共工事なども行っております。

お客様が安心して工事を任せていただけるよう、工事だけでなく近隣の方への配慮も忘れずに取り組んでいきます。

ご連絡お待ちしております。


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