土間コンクリートの改修にジェットセメント 超速硬セメント

今回は工場のハンガードアの改修工事で使用した”ジェットセメント”についてご紹介させていただきます。


工場のハンガードアの改修工事のお話をいただきました。

弊社の担当工事は、ドアレールの更新のためのコンクリート取壊しと復旧です。

とは言っても、工場のドアと言えばフォークリフトが毎日通行します。

製造業さんとしては、土曜日の朝に材料を搬入しておいて、そこから月曜の朝までに改修しておいて欲しいもの。

土曜日の午前「ドアレール撤去」→午後「ドアレール設置」→日曜日「コンクリート打設」→月曜日の朝「営業開始!」

こんな事ができたらストレスが少なく済むのではないでしょうか?

長期休暇で操業を停止するまで待たなくてもいいのです。





住友大阪セメントの「ジェットセメント」がお役に立ちます!

現場の職人さんが、砂利・砂・ジェットセメント・水・混和剤・凝結遅延剤これらを「はかり」で計量し、品質をコントロール。

強度の保証されたコンクリートを現場で調合(配合)して練り上げて打ち込みます。






混和剤?

ここでは、減水剤を使用します。

上の写真の水?は色が変ですよね。

これが予め混和剤を混ぜた水です。

早く固まってしまうと作業ができないので、時間稼ぎに凝結遅延剤も入っています。






強度を出すためには、水セメント比というものをコントロールするのが一番!

セメントに対して水の量を少なくすると強度が変化します。

ただし、単純に水を少なくするとパサパサのゴロゴロのコンクリートになって、仕上げができず目的物を完成させることができません。

用途や打ち込みの環境に合わせて、水の量は変化するのでここは余談です。






凝結遅延剤が効いている間に、手際良く打ち込みます。

バイブレータでレールの隙間を入念に詰めて行きます。






打ち込み始めてから2時間。

写真の手前側の先に打ち込んだ方は、すでに白くなってきていますね。

歩いてもキズにもならなそうです。






翌日の朝に確認に行ってみると、すでにフォークリフトが走り抜けた跡。

強度は十分に出ていますね!






感覚だけだと、わかりにくいので圧縮強度試験も実施!

本当に一晩で強度が出ています!

すごい!!



弊社では外構工事や公共工事、造成工事だけでなく、法人様の修繕工事や回収工事も行っております。

現場がお休みの土日に施工をしてもらいたいけど、土日はプラント屋がお休みのため施工できない…

そんなときには今回のような作業はぴったりです。

土日に施工をして月曜日には通常通り現場を動かすことが可能です!!

しっかりとコンクリートに必要な強度を出すことができます。

安心して弊社にお任せください!