9月21日(土)板屋建設では環境経営理念に基づき、中田島砂丘にてビーチクリーンとアカウミガメ放流会を行いました。
社員の家族を合わせ計26名が参加。
今回も継続してマイクロプラスチックゴミと絶滅危惧種であるアカウミガメにフォーカスを当て、活動を行いました。
ビーチクリーン
社員の子どもたちも参加し、率先してゴミ拾いを行ってくれました。
目に付く大きなゴミを拾うだけでなく、細かなマイクロプラスチックゴミも見逃さないよう真剣です。
ウミガメは長命の海洋生物であるため、その生涯でプラスチックゴミの影響を特に受ける生き物。
漂流するプラスチックゴミが身体に絡まることで溺死、誤って食べてしまうことで体内に詰まり排出することができなくなり、そのまま餓死してしまうといったケースが挙げられます。
そうした被害を減らすためにも、ビーチクリーンは重要な活動の一つです。
また、マイクロプラスチックゴミは海洋生物だけでなく、人間の体にも大きな影響を及ぼします。
マイクロプラスチックは普段私たちが口にする魚を介した間接的な摂取によって、人体からも検出されています。摂取したマイクロプラスチックの多くが排出されていると考えていますが、劣化プラスチックが人間の体に与える影響はまだまだ不確かなものです。
波に打ち上げられたものの中には、大きなプラスチックゴミも混ざっていました。
社員とその家族全員で拾い集めたごみでいっぱいになったトラック。
このごみは会社へと持ち帰りました。
アカウミガメ放流会
ゴミ拾い後は、特定非営利活動法人サンクチュリアエヌピーオーご協力のもと、ウミガメ放流会を実施。
ウミガメの持ち方、放流する際の注意点を説明頂いている間、真剣な面持ちで聞き入る子どもたち。
遠州灘海岸は県指定希少野生動植物のアカウミガメの産卵地として有名な場所です。
毎年5月から8月にかけて、100個以上の卵を産むアカウミガメ。
その命をつなぐ貴重な体験をさせていただきました。
ウミガメを右手で優しく持ち、観察する子どもたち。
初めて触れる小さな命に誰もが感動している様子でした。
生まれたばかりのウミガメは手のひらに収まるほどのサイズですが、バタバタと手足を動かす力は強いもの。ウミガメの生命力の強さを感じました。
数年後、数十年後、再びこの遠州灘海岸に産卵のため戻ってくることを願い、ウミガメたちの背中を見送りました。
マイクロプラスチック問題に対して、私たちができることから行っていくことが大切です。ごみをむやみに捨てない事、ごみを増やさない事。小さなことから始めていきましょう。
板屋建設では、これからも環境問題に配慮し活動を行っていきます。
株式会社 板屋建設
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