こんにちは。浜松市、磐田市近隣を中心に外構工事、エクステリア工事事業を行っています、株式会社板屋建設です。
令和６年6月より、株式会社板屋建設では建設ディレクターチームを設置。
建設ディレクターを育成し、工事管理のバックアップ体制がスタートしました。
ちなみに、みなさんはディレクターとはどのような意味かはご存じですか？
ディレクターとは、演出家、監督、また（放送番組の）作成責任者という意味で使用されている言葉です。
では、建設ディレクターとはどのような意味の言葉でしょうか？
建設ディレクター とは
現場を管理する技術者に代わり、書類業務やICT業務を行い、建設現場をサポートする新たな職域です。
技術者とともに技術や知識の向上、業務効率化に取り組む人材として、従来の役割や職域の枠を超えて働き方改革やDX、ダイバーシティなどを推進する存在として期待されています。
「一般社団法人 建設ディレクター協会」により創出、育成事業が展開されています。
建設ディレクターの仕事
【 工事書類作成 】
・施工計画書 ・施工体制台帳 ・道路使用許可申請書類 ・コリンズ
・建退共 ・マニフェスト ・測量成果書類 ・安全書類
・写真整理 ・CAD ・完成書類、検査 など
【 ICT先進分野 】
・ドローン写真測量 ・3次元データ作成
【 現場補助 】
・安全管理パトロール
建設業界の抱える問題
・少子高齢化と人手不足
・働き方改革
・生産性の向上
建設業界の抱える問題として、上記三つが挙げられます。
技術者が時間を取れず若手の育成、ICTの活用、技術力研鑽、原価管理、実行予算など多くのことが後回しとされがち。
現場監督の負担を減らし若手の成長を促したくても、これでは技術者の成長の機会が失われている状態です。
一方で、他産業に比べて建設業で働く女性の比率は近年上昇傾向にあることはご存じでしょうか？
女性が専門的なスキルを身に着け、働き方を変えていくことで、分業による協働体制を作り業務の品質向上に貢献することが可能となります。
建築ディレクターは、建築業の女性活躍の場の一つとして期待されています。
従来の「個」から「チーム」マネジメントへ
従来の建設業界で現場マネジメントがそれぞれの現場ごとに独立しており、仕事のやり方が共有されない「個」のマネジメントとして動いていました。さらに現場ごとにルールが変わってしまい、現場ルール化が困難、社内の情報が共有しづらい問題が起こっていました。
品質、安全、教育に直結するコア業務に時間を割くことができない状態でした。
しかし、これからの建設業界が目指すのは、「チーム」としてのマネジメント。
チームとして現場をマネジメントを行うことにより、建設ディレクターが書類業務やICT業務を分業する、デジタルを活用し効率的に業務を進める、技術者は安全、品質、利益に直結するコア業務に専念するといったことが可能となります。
建築ディレクターの活躍によるメリット
【 現場スタッフのメリット 】
・業務全体の60％を占めていた書類業務を建築ディレクターに任せることで、現場業務のみに集中ができる
・現場業務のみに集中することによって、残業時間が減る
・クラウドでデータの共有が可能
【 建築ディレクターのメリット 】
・現場と連携し、リアルタイムで書類作成が可能
・専門スキルを習得
・ICTを活用し、工事進捗を共有できる
・キャリアアップにつながる
分業により業務の品質向上、リアルタイムで提案、改善を行うことができます。
株式会社板屋建設では、これからも社員の育成、現場技術者の働き方改革改善に努めていきます。
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ぜひ一度読んでみてくださいね。
最近は台風が過ぎ、暑さが戻ってまいりましたね。
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