経年劣化した鉄筋コンクリートのお悩みのひとつに
鉄筋のサビがあります。
1 コンクリートの表面にサビ色が出ている
2 ひび割れからサビが出ている
3 コンクリートの表面がはがれて、サビた鉄筋が露出している
こんなときは、鉄筋がサビて劣化したことが考えられます
(複合的な原因で劣化は起こることがあるので断定はできません)
原因は様々・・・
コンクリートの中性化が進んだこと
ひびわれ に水と二酸化炭素が供給されたこと
塩害を受けたこと
これは、ほんの一例
鉄筋コンクリート構造物をまだまだ長く使い続けたいが
こんなときどう対処するか?
基本的には補修となります
今回の条件は、鉄筋がサビていること
そして、空気中に接している表面での出来事であること
【対応として】
これ以上鉄筋がサビないようにすることが大切です
1 コンクリートを必要量だけはつり取り、鉄筋を露出させて鉄筋のサビ具合を確認
2 鉄筋のサビを除去する
3 鉄筋断面が不足している場合は、適宜鉄筋を添え足して補強
4 サビ止めとして防錆剤を鉄筋に塗布
5 はつり取った断面をポリマーセメントモルタルにて補修
このとき、鉄筋位置がコンクリート表面に近い場合は、コンクリート厚さが不足(かぶり厚不足)
しているので、さらに厚くするために増打ちコンクリートへ替えることもあります。
※コンクリートの厚さが12cm以下の薄い場合に、鉄筋の偏りは起こりやすいですね。
☆防錆剤はこんな感じで塗布します
重要なことは、コンクリートの補修は非常に難しい分野であることです。
対策は、よくご相談されることが大切です。
気になったら ぜひ お気軽に相談してみてくださいね。
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