【CAD未経験でも大丈夫?】外構営業が3Dパースを使う理由と板屋建設の仕事内容

皆さん、こんにちは。静岡県浜松市で、地域に根ざした外構・エクステリア、駐車場などの工事を手掛けている株式会社板屋建設です。


異業種での営業経験を活かして、建設業へ転職したい。そう考えて求人を見たときに、「CAD」「提案図面」「3Dパース」といった言葉で手が止まった方もいるのではないでしょうか。


「図面を描いた経験がなくても大丈夫なのか」「営業なのに設計まで担当するのか」と、不安に感じるのも無理はありません。


外構営業にとって、図面や3Dパースは、きれいなデザインを描くことだけを目的としたものではありません。お客様と完成イメージを共有し、工事内容について認識をそろえるための提案資料です。


外構営業にまず必要なのは、高度なCAD操作よりも、お客様のご希望を聞き取り、現地の条件を確認し、分かりやすい提案へ整理する力です。


板屋建設では、外構工事の完成イメージを共有するため、図面や3Dパースなどを提案に活用しています。


この記事では、外構営業が3Dパースを使う理由や営業の役割、CAD未経験者が入社後に学ぶことについてご説明します。


この記事で押さえていただきたいポイントは、次の3点です。

  • 3Dパースは、お客様と完成イメージを共有するための提案資料です
  • 営業に必要なのは、作図技術だけでなく、要望と現地条件を整理する力です
  • CADの経験や担当範囲は、募集職種や社内の役割分担によって異なります

【目次】

  1. 外構営業が3Dパースを使う3つの理由
  2. 営業に求められるのは図面を描く技術だけではありません
  3. 営業と建設ディレクターでは役割が異なります
  4. CAD未経験者が入社後に学ぶこと
  5. 異業種での営業経験を活かせる場面
  6. 応募前に確認したい仕事内容と働き方
  7. よくある質問
  8. まとめ




■外構営業が3Dパースを使う3つの理由

外構工事は、完成した商品をその場で見せて販売する仕事ではありません。


工事を始める前の段階で、門まわり、駐車場、アプローチ、庭、フェンスなどの配置や仕上がりを、お客様に想像していただく必要があります。


そこで活用されるのが、図面や3Dパースです。3Dパースとは、完成後の空間を立体的なCGで表現したイメージ資料を指します。



・1.現地調査の情報を提案へ反映する

外構工事の提案には、お客様のご希望だけでなく、実際の敷地や建物の状態を確認することが欠かせません。


板屋建設の営業は、ヒアリングだけでなく現地調査にも関わります。


現地では、敷地の形状や寸法、高低差、既存物、道路との接続、車の出入り、雨水の流れなどを確認します。


たとえば、お客様から「駐車場を広げたい」というご相談をいただいても、敷地の高低差や道路との位置関係によって、実現できる配置や施工方法は変わります。


現地で確認した情報と、お客様から伺ったご希望を組み合わせ、実現可能な提案へ整理していくことが営業の役割です。



・2.完成後のイメージを分かりやすく共有する

平面図だけでは、高さや奥行き、建物と外構のバランスをイメージしにくい場合があります。


3Dパースを使えば、玄関まわりの見え方、駐車したときの位置関係、フェンスの高さによる印象などを、立体的に確認しやすくなります。


お客様が「思っていたより圧迫感がある」「もう少し植栽を増やしたい」など、具体的な感想を伝えやすくなることもメリットです。


ただし、3Dパースを作れば良い提案になるわけではありません。


お客様のご希望を正しく聞き取れていなければ、どれほどきれいなパースを作成しても、暮らしに合った提案にはならないからです。



・3.契約前に配置や仕上がりの認識をそろえる

外構工事では、契約後や着工後に「思っていた位置と違う」「ここまで工事に含まれていると思っていた」といった認識のずれが起こる可能性があります。


図面や3Dパースを使いながら、設置する場所、使用する材料、仕上がりの方向性などを契約前に確認することで、認識のずれを減らすことにつながります。


営業の仕事は、画面を見せて終わりではありません。


なぜこの配置を提案したのか、変更すると使い勝手や費用にどのような影響があるのかを、分かりやすい言葉で補足することも大切です。


図面や3Dパースは、営業の説明を置き換えるものではなく、お客様との対話を分かりやすくするための道具です。




■営業に求められるのは図面を描く技術だけではありません

外構営業が図面や3Dパースに関わると聞くと、「営業自身がすべての作図を担当するのか」と不安になるかもしれません。


実際に営業がどこまで作図するかは、募集職種、本人の経験、案件内容、社内の役割分担によって異なります。


営業に共通して求められるのは、お客様のご希望と現地の情報を整理し、提案内容へ正しく反映することです。



・営業の役割はお客様の希望を工事の条件へ置き換えること

お客様が、最初から工事に必要な情報をすべて整理しているとは限りません。


「おしゃれな外構にしたい」「駐車しやすくしたい」「庭を目隠ししたい」といったご希望を伺い、具体的な条件へ置き換えていく必要があります。


たとえば「駐車しやすくしたい」というご希望なら、車の台数や大きさ、道路の幅、玄関までの動線、将来の車の買い替えなども確認します。


営業は、こうした情報を整理し、施工担当者や社内の関係者へ正確に共有します。


お客様の言葉を、図面や見積もりに反映できる具体的な条件へ置き換える「翻訳」のような役割です。



・作成された図面を理解して説明する力も必要です

営業自身がすべての作図を担当しない場合でも、図面を理解しなくてよいわけではありません。


お客様のご希望が正しく反映されているか、現地で確認した条件と食い違っていないか、変更によってどこに影響が出るのかを確認する必要があります。


図面や3Dパースを使って、お客様が判断できるように説明することも営業の仕事です。


高度な作図技術だけでなく、図面に書かれている情報を理解し、分かりやすい言葉で伝える力が求められます。



・CADの担当範囲は応募前に確認しましょう

板屋建設では、過去のエクステリアプランナー求人において、外構設計用CADを使用する仕事を案内していました。


ただし、入社時点で必要なCAD経験や、営業が担当する作図の範囲は、募集職種や時期によって変わる可能性があります。


応募前や面接時には、次の点を確認しておくと安心です。

  • 営業自身がどこまで図面を作成するのか
  • 現在使用しているCADや提案ツールは何か
  • CAD未経験者への操作研修があるか
  • 図面や見積もりを誰が確認するのか
  • 設計や施工の担当者へ相談できる体制があるか




■営業と建設ディレクターでは役割が異なります

板屋建設では、2024年6月に建設ディレクターチームを設置しました。


建設ディレクターは、主に現場を管理する技術者に代わって工事書類やICT業務を行い、建設現場を支える役割です。



・建設ディレクターが担当する主な業務

板屋建設が公開している建設ディレクターチームの業務には、次のようなものがあります。

  • 施工計画書や施工体制台帳などの作成
  • 道路使用許可申請に関する書類作成
  • コリンズ、建退共、マニフェストに関する業務
  • 測量成果書類、安全書類、完成書類の作成
  • 工事写真の整理
  • CADや3次元データの作成
  • ドローンによる写真測量
  • 安全管理パトロール


これらは、主に施工管理者や現場技術者の業務を支えるためのものです。



・建設ディレクターは営業専属の作図チームではありません

建設ディレクターチームがCADや3次元データを扱っているからといって、営業から依頼された提案図面をすべて作成するという意味ではありません。


営業、施工管理、現場スタッフ、建設ディレクターには、それぞれ異なる役割があります。


営業はお客様のご要望を整理して提案し、施工管理や現場スタッフは施工条件や工事の進め方を確認します。建設ディレクターは、主に工事書類やICT業務を通じて現場を支援します。


一人で仕事を完結させるのではなく、それぞれの専門性を持つ社員が情報を共有し、一つの工事を進めていくことが大切です。




■CAD未経験者が入社後に学ぶこと

外構営業として働くためには、図面や3Dパースの操作だけでなく、外構工事に関する基本的な知識を身につける必要があります。


板屋建設では、未経験者について「2年かけてゼロから育成する」という方針を採用情報で紹介しています。


ただし、具体的な研修内容、先輩社員への同行期間、独り立ちまでの期間は、本人の経験や配属される業務によって異なります。



・現地調査で確認するポイントを学ぶ

現地調査では、敷地の寸法を測るだけでなく、高低差、排水、既存物、隣地との位置関係、車の出入りなどを確認します。


どの情報が提案や見積もりに影響するのかを理解するには、外構工事や施工に関する知識が必要です。


実際の敷地や工事を見ながら、一つずつ確認するポイントを覚えていきます。



・材料や施工工程の基礎を学ぶ

外構工事では、コンクリート、ブロック、フェンス、カーポート、舗装材、植栽など、さまざまな材料や製品を扱います。


営業がお客様へ正確に説明するためには、それぞれの特徴や施工方法、工事の順番を知っておかなければなりません。


最初からすべてを覚えている必要はありませんが、分からないことをそのままにせず、施工担当者や先輩社員へ確認する姿勢が求められます。



・図面や提案ツールの操作を学ぶ

CADなどの提案ツールを使用する場合は、基本的な操作方法から覚えていきます。


操作方法を覚えるだけでなく、現地調査で得た情報やお客様のご要望を、図面へ正しく反映することが大切です。


また、3Dパースをお客様に見せながら、配置やデザインの意図を説明する力も身につけていきます。



・分からないことを確認する習慣を身につける

未経験から始める場合、分からないことや判断に迷う場面が出てきます。


そのときに、分からないままお客様へ断定したり、一人で抱え込んだりしないことが重要です。


「施工担当者に確認してから回答します」「現地条件をもう一度確認します」と正確な情報を確認してから伝えることが、結果としてお客様からの信頼につながります。


仕事内容や現在の募集条件が気になる方は、まずは採用情報をご確認ください。


板屋建設の採用情報を見る




■異業種での営業経験を活かせる場面

異業種で培った営業経験は、外構営業でも活かせる可能性があります。


特に、お客様の話を聞いて課題を整理した経験や、複数の条件を踏まえて提案した経験は、外構工事の提案にもつながります。



・お客様の言葉になっていない希望を整理した経験

外構工事のお客様が、最初から具体的なプランを持っているとは限りません。


「庭が使いづらい」「駐車場をどうにかしたい」「建物に合う外構にしたい」といったご相談から、本当に解決したい課題を整理します。


お客様の話を聞きながら、背景や優先順位を掘り下げてきた経験は、外構営業でも活かせます。



・複数の条件から提案を組み立てた経験

外構工事では、ご予算、デザイン、使いやすさ、安全性、施工条件などを同時に考える必要があります。


すべての希望をそのまま取り入れるのではなく、何を優先し、どこを調整するかをお客様と一緒に考えます。


複数の条件を整理し、納得していただける選択肢を提示してきた経験は、大きな強みになります。



・社内の別部署と連携した経験

外構営業は、営業だけで完結する仕事ではありません。


施工管理、現場スタッフ、事務担当者などと情報を共有し、工事として実現できる提案にまとめる必要があります。


異業種で技術部門や製造部門、事務部門などと連携してきた経験も、外構営業で活かしやすい経験です。



・新しい業務システムを覚えた経験

入社後は、CADをはじめ、PC、スマートフォン、タブレットなどのデジタル機器や業務ツールを使用する可能性があります。


使用するツールが変わっても、目的を理解し、必要な操作を一つずつ覚える姿勢は共通しています。


CAD経験がない場合でも、これまでに新しい業務システムやツールを覚えた経験があれば、その学び方を活かせます。




■応募前に確認したい仕事内容と働き方

外構営業の担当範囲は、会社や募集職種によって異なります。


営業と設計が完全に分かれている会社もあれば、営業が現地調査や簡単な作図、工事中の進捗確認まで関わる会社もあります。


入社後に「想像していた営業と違った」と感じないためにも、応募前に業務範囲を確認しておきましょう。



・反響営業が中心です

板屋建設の営業は、個人のお客様からいただいたお問い合わせに対応する反響営業が中心です。


すでに外構や駐車場について相談したいと考えているお客様に対して、ヒアリングや現地調査を行い、条件に合った提案を組み立てます。


ただし、新規開拓業務の有無や営業方法は、募集職種や時期によって変わる可能性があります。応募時に現在の詳しい仕事内容をご確認ください。



・フレックスタイム制や直行直帰を活用しています

板屋建設では、コアタイムなしのフレックスタイム制や直行直帰を活用した働き方に取り組んでいます。


ただし、フレックスタイム制は勤務時間が完全に自由になる制度ではありません。所定労働時間や社内ルールの範囲内で、勤務時間を調整する仕組みです。


直行直帰を利用できる条件や、実際の勤務時間の組み立て方については、応募時にご確認ください。



・現地調査のため普通自動車運転免許が必要です

外構営業では、現地調査や工事中の確認のため、担当エリア内を移動します。


そのため、営業職の募集では普通自動車運転免許が必要です。日常的な運転に支障がないかも確認しておきましょう。


移動に使用する車両や利用条件については、現在の募集要項または面接時にご確認ください。



・担当範囲との相性を確認しましょう

板屋建設の外構営業は、商談と契約だけを担当する仕事ではありません。


お客様のご要望を聞き、現地を確認し、図面や3Dパースを使って提案し、工事中も進捗確認やお客様のフォローに関わります。


次のような働き方を希望する場合は、担当範囲との相性を慎重に確認することをおすすめします。

  • 商談と契約だけを担当したい
  • 図面や数字を扱う業務を避けたい
  • パソコンやタブレットを使いたくない
  • 契約後はお客様や現場に関わりたくない
  • 新しい施工知識やツールを学びたくない


一方で、自分の提案が形になるまで見届けたい方や、専門知識を身につけて提案の幅を広げたい方にとっては、やりがいを感じやすい仕事です。




■よくある質問

CAD未経験から外構営業を検討している方が、気になりやすい疑問にお答えします。



・CADの資格がなくても応募できますか

CAD資格や実務経験が必要かどうかは、募集職種や時期によって異なります。


板屋建設では、未経験者を段階的に育成する方針を紹介していますが、現在の応募条件は必ず採用情報でご確認ください。



・CAD未経験でも外構営業として働けますか

CAD未経験者を対象とする募集であれば、入社後に操作方法や外構工事の基礎を学ぶことになります。


ただし、外構営業では、CAD操作だけでなく、現地調査、見積もり、材料、施工工程なども覚える必要があります。


入社後の研修内容や、営業が担当する作図範囲を応募前に確認しておくと安心です。



・パソコン操作が得意でなくても働けますか

外構営業では、PC、スマートフォン、タブレット、提案用ツールなどを使用する可能性があります。


高度な操作を最初から求められるとは限りませんが、基本的な操作を身につけ、新しいツールを学ぶ姿勢は必要です。



・図面や見積もりで分からないことがあったらどうしますか

分からないまま一人で判断せず、先輩社員、施工担当者、上司などへ確認することが大切です。


図面や見積もりは、お客様との契約や実際の工事に関わる重要な資料です。曖昧な状態で進めず、必要な確認を行ってから説明します。



・入社してすぐに一人で案件を担当しますか

未経験者については、2年を目安に段階的に育成する方針が紹介されています。


ただし、先輩社員への同行期間や、一人で案件を担当するまでの期間は、本人の経験や配属業務によって異なります。具体的な教育の流れは、応募時にご確認ください。



・3Dパースを使うメリットは何ですか

完成後の配置や仕上がりを、お客様が立体的にイメージしやすくなることです。


図面や3Dパースを見ながら契約前に認識をそろえることで、工事が始まった後の行き違いを減らすことにもつながります。



・普通自動車運転免許は必要ですか

必要です。外構営業では、現地調査や工事中の確認などで担当エリア内を移動します。


使用する車両や移動方法については、現在の募集要項をご確認ください。




■まとめ

外構営業にとって、図面や3Dパースは、お客様と完成イメージを共有し、配置や仕上がりの認識をそろえるための大切な提案資料です。


営業に求められるのは、CADを操作する技術だけではありません。お客様のご希望を聞き取り、現地の条件を確認し、実現可能な提案へ整理する力が重要です。


板屋建設では、未経験者を2年かけて段階的に育成する方針を紹介しています。ただし、CAD経験の要否、作図の担当範囲、具体的な教育内容は、募集職種や時期によって異なる可能性があります。


お客様のご希望を形にして、完成まで見届けたい。異業種で培った提案経験を活かしながら、外構や建設の専門知識を身につけたい。そのような方にとって、外構営業は新しい可能性を広げられる仕事です。


板屋建設は、静岡県浜松市浜名区を拠点に、外構・エクステリア、駐車場、造成、土木などの工事を手掛けています。


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