【リアルな実態】建設業・外構営業の年収は?給与事情と転職前に確認したいポイント

皆さん、こんにちは。静岡県浜松市を拠点に、地域密着で外構工事やエクステリア工事を手掛けている株式会社板屋建設です。


建設業や外構の営業職への転職を検討する際、「実際にどのくらい稼げるのか」「成果を出せば給与は上がるのか」「厳しいノルマがあるのではないか」と気になる方も多いのではないでしょうか。


結論からお伝えすると、建設業・外構営業の年収は、会社の規模や担当業務、経験、給与体系によって大きく異なります。高単価な工事を扱うからといって、必ず高収入になるわけではありません。


一方で、顧客の要望を引き出すヒアリング力や、施工に関する知識、実現可能なプランを提案する力を身につけることで、社内での評価やキャリアアップにつながる可能性があります。


この記事では、公的データを参考にしながら、建設業・外構営業の給与事情と、転職前に確認したい評価制度、収入を伸ばすために役立つ経験について解説します。


目次

  1. 建設業・外構営業の年収はどのくらい?
  2. 外構営業として評価を高めるために必要な力
  3. 給与面で後悔しないための会社選び
  4. 板屋建設が取り組んでいるデジタル活用と働き方
  5. よくある質問
  6. まとめ




■建設業・外構営業の年収はどのくらい?

外構営業だけを対象にした全国共通の公的な平均年収データは、現時点では確認できません。そのため、「外構営業の平均年収は一律にいくら」と断定することは難しいのが実情です。


参考となる近接職種として、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、「住宅・不動産営業」の全国の賃金は年収660.7万円と示されています。これは令和7年賃金構造基本統計調査を加工した数値です。


ただし、この職業区分には住宅や土地の売買、賃貸などに関わる営業職が含まれており、外構営業だけの平均年収を表すものではありません。660.7万円を、そのまま外構営業の平均年収として捉えないよう注意が必要です。


厚生労働省の職業情報を確認する



・契約金額が大きくても、高収入になるとは限らない

住宅や外構工事では、工事内容によって数百万円規模の契約になることがあります。土地活用や集合住宅、商業施設などを扱う建築営業では、さらに大きな金額が動く場合もあります。


しかし、契約金額が大きいことと、営業担当者の給与が高いことは別の問題です。成果がどのように給与へ反映されるかは、会社の人事評価や賞与、インセンティブの仕組みによって異なります。


「高単価な商材を扱う会社だから稼げる」と判断するのではなく、基本給、賞与、昇給、評価基準まで確認することが大切です。



・年収を左右するのは給与体系と評価制度

営業職の給与体系には、固定給を中心とする会社、固定給に賞与を加える会社、成果に応じたインセンティブを設ける会社などがあります。


固定給を中心とする会社でも、定期昇給や昇格、賞与によって年収が上がる可能性があります。そのため、「歩合給がなければ稼げない」とは一概にいえません。


反対に、高いインセンティブが設定されていても、基本給が低い場合や、支給条件が厳しい場合があります。転職前には、次の項目を確認しておきましょう。

  • 基本給と想定年収の内訳
  • 昇給の有無と評価基準
  • 賞与の回数と前年度実績
  • インセンティブの有無と計算方法
  • 試用期間中の給与変更
  • 固定残業代に含まれる時間数

想定年収の金額だけでなく、その金額がどのような条件で実現するのかを確認することが重要です。




■外構営業として評価を高めるために必要な力

外構営業として評価を高めるには、商品を売る力だけでなく、お客様の暮らしを理解し、施工可能なプランとして整理する力が求められます。


成果が収入に反映される会社であっても、売上だけを追いかければよいわけではありません。お客様に納得していただきながら、適正な工事価格と品質を両立することが、継続的な評価につながります。



・お客様の悩みを引き出すヒアリング力

お客様から「カーポートが欲しい」と相談されたとき、商品を選んで見積もりを出すだけでは、十分な提案にならないことがあります。


なぜカーポートが必要なのかを確認すると、「雨の日に子どもを車へ乗せるのが大変」「玄関まで濡れずに移動したい」といった、具体的な困りごとが見えてくるかもしれません。


その場合、カーポート単体ではなく、玄関までの動線や屋根の位置、雨水の流れまで考えたプランを検討できます。


外構営業に必要なのは、一方的に商品を勧める力ではなく、お客様自身も整理できていない要望を一緒に言葉にする力です。



・価格だけで比較されない提案力

お客様から指定された仕様だけで見積もりを作成すると、他社との違いが価格だけになりやすくなります。


そこで、防犯への配慮を目的とした照明、雨の日も移動しやすい動線、管理の負担を抑える植栽計画など、暮らし方に合わせた選択肢を提示することが重要です。


ただし、提案内容を増やせば必ず利益や年収が上がるわけではありません。材料費や施工原価、予算、社内の評価制度などを踏まえながら、お客様にとって必要な提案を行う姿勢が求められます。



・施工や現場に関する知識

施工管理や現場作業の経験は、外構営業でも強みになる可能性があります。


現場の納まりや工程、材料、排水、メンテナンスについて理解していれば、プランの実現性や注意点を、根拠を持って説明しやすくなるためです。


また、現場の条件を踏まえた提案ができれば、契約後に「想定していた方法では施工できない」と判明するリスクを抑えることにもつながります。


一方で、現場経験があるだけで高収入が保証されるわけではありません。現場知識を、お客様に分かりやすく伝える力と組み合わせることが大切大切です。



・デジタルツールを活用する力

外構営業では、3D CADや3Dパース、点群データなどのデジタルツールが提案を支える場合があります。


完成後のイメージを立体的に共有できれば、平面図だけでは分かりにくい高さや奥行き、建物とのバランスを、お客様と確認しやすくなります。


ただし、デジタルツールを導入するだけで、営業成績が上がったり残業が減ったりするとは限りません。ツールの操作方法だけでなく、得られた情報を提案や社内連携に活かす運用が重要です。




■給与面で後悔しないための会社選び

転職先を選ぶときは、「年収例」や「高収入可能」といった言葉だけで判断しないことが大切です。


求人情報に掲載されている年収は、全社員の平均ではなく、特定の社員の実績や、一定の成果を上げた場合のモデル年収である可能性があります。



・年収例の達成条件を確認する

年収1,000万円を目指せる求人が存在すること自体は否定できません。しかし、それが業界全体の一般的な年収であるとは限らず、誰でも到達できることを意味するものでもありません。


高い年収例が掲載されている場合は、面接で次の内容を確認すると判断しやすくなります。

  • 年収例は実在する社員の実績か
  • どの職種や役職の年収か
  • 基本給と賞与、インセンティブの内訳
  • 目標達成者が社内にどの程度いるか
  • 入社から到達するまでの期間
  • 個人評価とチーム評価の割合

「年収1,000万円可能」という表示だけで、入社後の収入を判断するのは避けましょう。



・インセンティブの計算方法を確認する

インセンティブの計算方法は会社によって異なります。売上金額を基準にする会社もあれば、粗利益、契約件数、入金実績、チーム目標などを評価する会社もあります。


また、契約時点で支給されるとは限らず、着工後や完工後、入金後に評価されることもあります。


「売上や粗利益の何%が支給されるのか」だけでなく、値引き、工事原価の増加、キャンセル、追加工事が評価へどのように影響するのかも確認しておきましょう。



・目標と労働環境の両方を確認する

高い給与を提示している求人ほど、成果を出すための営業方法や業務量を確認する必要があります。


飛び込み営業が中心なのか、問い合わせに対応する反響営業なのかによっても、日々の働き方は異なります。


残業時間、休日出勤の頻度、年間休日、固定残業代、顧客対応の時間帯、書類作成や現場管理の担当範囲などを確認し、自分が継続して働ける環境かを判断しましょう。


給与の高さだけではなく、その成果をどのような働き方で実現するのかまで見ることが、転職後のミスマッチを防ぐポイントです。




■板屋建設が取り組んでいるデジタル活用と働き方

板屋建設では、公共工事と民間の外構・エクステリア工事の双方に取り組んでいます。


外構の提案では、3Dパースや点群データなどを活用し、完成後のイメージをお客様と共有しやすくする取り組みを進めています。


デジタルツールは、営業担当者や設計担当者の経験を置き換えるものではありません。現場で得た情報を整理し、社内やお客様と認識を合わせるための手段として活用しています。



・フレックスタイム制を導入

板屋建設では、働く時間を調整しやすくするため、全社でフレックスタイム制を導入しています。


ただし、具体的な勤務時間や担当業務、給与、賞与などの条件は募集職種によって異なります。応募を検討する際は、最新の求人情報をご確認ください。


現在の募集職種や働き方を知りたい方は、まずは採用情報を見るところから始めてみてください。

板屋建設の採用情報を見てみる




■よくある質問

建設業・外構営業の年収や転職に関する、よくある疑問にお答えします。



・未経験からでも外構営業に挑戦できますか?

未経験者を募集しているかどうかは、会社や求人によって異なります。


入社後に商品知識や図面、施工方法を学べる会社もありますが、最初から建設業や外構工事の経験を求める求人もあります。


未経験で応募する場合は、研修内容、同行期間、独り立ちまでの流れ、資格取得支援の有無を確認しましょう。



・外構営業で年収1,000万円を目指すことはできますか?

企業や担当案件、役職、評価制度によっては、高い年収を得られる可能性があります。しかし、外構営業全体の一般的な年収として保証されるものではありません。


求人に高額な年収例が掲載されている場合は、実績なのか試算なのか、達成に必要な売上や利益はいくらなのかを確認してください。



・インセンティブは粗利益から計算されますか?

会社によって異なります。売上、粗利益、契約件数、目標達成率など、さまざまな評価方法があります。


粗利益を基準とする場合でも、計算に含まれる原価や支給時期、追加工事の扱いなどが会社によって異なるため、求人票や面接で確認する必要があります。



・施工管理の経験は営業職でも活かせますか?

施工方法、工程、原価、職人との連携などの知識は、実現可能なプランを提案するうえで役立つ可能性があります。


特に、技術的な内容をお客様に分かりやすく説明できる人は、現場経験を営業やプランニングの仕事に活かしやすいでしょう。




■まとめ

建設業・外構営業の年収は、会社の規模、担当業務、経験、給与体系、評価制度によって異なります。外構営業だけを対象とした公的な平均年収は確認しにくいため、近接職種の数字だけで転職後の収入を判断することはできません。


収入面を重視する場合は、基本給だけでなく、賞与、昇給、インセンティブの計算方法、年収例の達成条件まで確認することが大切です。


また、ヒアリング力、現場知識、実現可能な提案力、デジタルツールを活用する力は、外構営業としての評価を高めるうえで役立ちます。


高収入という言葉だけに注目せず、自分の経験を活かせる仕事内容と、納得できる評価制度の両方を確認しましょう。


板屋建設の仕事や働き方について、もう少し詳しく聞いてみたいという方は、質問だけでもお気軽にお問い合わせください。

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