NG出すのには理由がある!プロが絶対にやらない新築外構デザイン5選

皆さん、こんにちは。静岡県浜松市・磐田市近隣を中心に、外構・エクステリア工事を手掛けている株式会社板屋建設です。


外構を考えるとき、まず気になるのは見た目ではないでしょうか?

Instagramやカタログで素敵な施工例を見つけて、保存している方も多いと思います。


もちろん、写真を参考にしながら理想のイメージを膨らませることは大切です。ただ、写真の家とご自宅では、敷地の広さや道路との高低差、日当たり、車の停め方などが違います。


見た目だけをそのまま取り入れてしまうと、完成後に「思ったより使いにくい」「ここまで必要なかった」と感じることがあります。


外構で後悔を防ぐには、見た目だけでなく、毎日の暮らしを具体的に思い浮かべることが欠かせません。特に気を付けたいのが、次の5つです。

  • 高さだけで決める目隠しフェンス
  • 車だけを基準に配置するカーポート
  • 下地を確認せずに敷く人工芝
  • 好みの素材や照明を詰め込みすぎた外構
  • 雨水の行き先を考えていない舗装計画

なぜ後悔につながりやすいのか、どのように考えれば失敗を防げるのかを順番に見ていきましょう。




■1.「高ければ安心」で決める目隠しフェンス

道路や隣家からの視線が気になると、「できるだけ高いフェンスで隠したい」と考えるのは自然なことです。


ただ、目隠しフェンスは高ければ高いほどよい、というものではありません。一般的には、通行人の視線を遮る高さとして180〜200cm程度が目安になることもありますが、すべての家に当てはまる数字ではありません。


たとえば、道路より敷地が高ければ、それほど高いフェンスでなくても視線を遮れる場合があります。庭で椅子に座って過ごすのか、立って作業することが多いのかによっても、必要な高さは変わります。


また、外周全体を隙間の少ないフェンスで囲うと、室内から見たときに圧迫感が出ることがあります。フェンスの形や設置する位置によっては、光や風が入りにくくなることも考えられます。


先に決めたいのはフェンスの高さではなく、「どこからの視線が気になるのか」です。


リビングの前だけ隠したいのか、道路から庭全体が見えることを防ぎたいのか。実際に室内や庭、道路側から確認すると、必要な範囲が見えてきます。


すべてを隠すのではなく、目隠しが必要な場所だけフェンスを高くする、植栽を組み合わせる、風が抜けるタイプを選ぶといった方法もあります。


板屋建設では、フェンスの高さを先に決めるのではなく、敷地の状況や庭での過ごし方を確認しながら計画します。プライバシーを守りながら、室内から見たときの心地よさも残すことが大切です。


【参照】

目隠しフェンスの選び方。最適な高さと設置場所ごとのポイント|LIXIL




■2.車だけを基準に配置するカーポート

カーポートを選ぶときは、商品のデザインや価格、現在乗っている車の大きさに目が向きがちです。


しかし、実際に暮らし始めると気になるのは、柱の位置や車から玄関までの歩きやすさです。


たとえば、アプローチの近くに柱があると、買い物袋を持って歩くときや、ベビーカーを押すときに通りにくくなることがあります。柱の位置によっては、車のドアを十分に開けられず、毎日の乗り降りで不便を感じるかもしれません。


玄関に近づけすぎると、建物の正面がカーポートの屋根で隠れ、想像していたよりも重たい印象に見えることもあります。


カーポートは車を守るだけでなく、駐車場から玄関までの動線をつくる設備でもあります。


車を停めたあと、どちら側のドアから降りるのか。荷物をどこから下ろし、どの道を通って玄関へ向かうのか。普段の動きを一つずつ確認することで、使いやすい配置が見えてきます。


将来の車の買い替えも考えておきたいところです。今はコンパクトカーでも、家族構成が変わればミニバンやSUVに乗り換える可能性があります。自転車や来客車を置く場所が必要になるかもしれません。


板屋建設では、カーポートだけを単体で置くのではなく、建物、駐車場、アプローチ、門柱まで含めて全体の配置を確認します。毎日使う場所だからこそ、見た目と使いやすさのどちらも後回しにできません。




■3.下地を確認せずに人工芝を敷く庭

人工芝は、庭の印象を大きく変えられる仕上げです。草刈りの負担を減らせるため、新築外構や庭のリフォームでもよく選ばれています。


ただし、人工芝をきれいに敷けば、雑草や水はけの悩みがすべて解決するわけではありません。


土の上に施工する場合は、まず雑草や石を取り除き、地面を平らに整えます。地面が柔らかいままだと、歩く場所だけ沈んだり、人工芝の表面が波打ったりすることがあります。


端や継ぎ目の処理も大切です。固定が不十分だと、使っているうちに端がめくれたり、隙間が目立ったりします。


一方で、どの庭にも同じ下地工事が必要なわけではありません。土の状態や勾配、既存の舗装、雨水が流れる方向によって、適した施工方法は変わります。


人工芝を選ぶ前に確認したいのは、「この庭をどのように使いたいか」です。


子どもが遊ぶ場所にしたいのか、ペットが走れる庭にしたいのか、室内から眺める緑として取り入れたいのか。目的が違えば、人工芝の種類や施工する範囲も変わります。


人工芝は直射日光を受けると表面が熱くなることもあります。子どもやペットが使う場合は、遊ぶ前に温度を確認し、日陰をつくったり、必要に応じて散水したりすることも考えておきましょう。


板屋建設では、人工芝を敷くこと自体を目的にせず、その庭でどのように過ごしたいのかを伺ったうえで、施工する場所や下地を考えます。




■4.好みの素材や照明を詰め込みすぎた外構



Instagramで外構を探していると、素敵な門柱やタイル、フェンス、照明が次々と見つかります。


気に入ったものを取り入れたくなりますが、すべてを一つの外構に詰め込むと、まとまりのない印象になることがあります。


たとえば、玄関にはモダンな大判タイル、門柱にはナチュラルな塗り壁、フェンスには和風の格子、庭には南国風の植栽。それぞれは魅力的でも、一緒に並べたときに住宅の雰囲気と合うとは限りません。


素材を選ぶときは、まず建物の外壁や屋根、玄関ドア、サッシの色を確認します。そこから外構の中心になる色や素材を決め、必要な場所にアクセントを加えると、全体がまとまりやすくなります。


照明も同じです。数を増やせば豪華に見えるわけではありません。


アプローチの段差を確認するための光、駐車を助ける光、植栽をきれいに見せる光では、それぞれ役割が異なります。照明が明るすぎたり、光が隣家の窓へ向いていたりすると、まぶしさや漏れ光の原因になります。


必要な場所を、必要な明るさで照らす。それだけでも、夜の外構は十分に美しく見えます。


板屋建設の施工事例では、段差を照らす間接照明や、まぶしさを抑えるグレアカットタイプなどを使い分けています。昼間の見え方だけでなく、夜に帰宅したときの見え方まで想像して計画することが大切です。


【参照】

プライベート空間を確保し、お庭でのびのびと過ごす【浜松市外構】




■5.雨水の行き先を考えていない外構

外構の完成写真を見ても、雨水がどこへ流れるのかまでは分かりません。


ところが、実際に暮らし始めると、雨の日の水はけは使いやすさに大きく関わります。


駐車場やアプローチをコンクリートにすると、雨水は地面に浸透しにくくなります。そのため、どちらへ水を流し、最後にどこへ排水するのかを施工前に決めておかなければなりません。


勾配や排水先が敷地に合っていないと、駐車場や玄関前に水たまりができることがあります。人工芝やタイルの庭でも、表面だけでなく、その下や周囲の水の流れを確認する必要があります。


板屋建設が施工した旗竿地の駐車場リフォームでも、水たまりに関するご相談がありました。


そこで敷地の高さを測り、車を停める場所から雨水が流れるように勾配を計画しました。全面をコンクリートにするのではなく、車の乗り降りやハンドル操作で使う場所を中心に施工しています。


必要な場所を見極めることで、工事範囲を広げすぎずに、日常の不便を解消できる場合があります。


完成後にはほとんど見えない下地や勾配ですが、外構の使いやすさを長く支える大切な部分です。


公共土木やコンクリート工事にも携わってきた板屋建設では、見える部分のデザインだけでなく、その下にある基礎や水の流れまで考えて施工しています。


まだ具体的なプランが決まっていない方も、まずは現在のお悩みをお聞かせください。

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■後悔しない外構は、暮らし方から考える

外構の見た目と使いやすさは、どちらか一方を諦めるものではありません。暮らし方に合った計画ができているからこそ、デザインもきれいにまとまります。


まず考えたいのは、どの商品を使うかではありません。


「どこからの視線を遮りたいのか」

「車を降りてから、どのように玄関へ向かうのか」

「庭で誰が、どのように過ごすのか」


こうした毎日の場面を思い浮かべると、本当に必要なものや適した配置が見えてきます。


板屋建設では、ご要望を伺って現地を確認し、見積書や図面、3Dパースを使いながら完成後の姿を共有しています。


フェンスの高さやカーポートの位置、建物と外構の色の組み合わせなどを工事前に立体的に確認できれば、「完成してみたらイメージと違った」という失敗も防ぎやすくなります。


ご希望が具体的に決まっていなくても問題ありません。「保存した施工写真が自宅にも合うか知りたい」「この配置で使いにくくならないか確認したい」といった段階からご相談いただけます。


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